―希望engineです―
皆さんのイメージする除染の姿は、
以下の様なものだろうか。
建物・道路・立木を高圧水で洗い流す。
校庭・庭・芝生の土を剥ぎ取りうず高く仮置き。
落ち葉を拾い集め袋詰めしうず高く仮置き。
側溝に濃縮堆積した汚染土を袋詰めしこれも仮置き。
度々報道映像で紹介される通りの、こんなところでしょうか。
これらの作業後には劇的ではないが、ある程度の環境放射線低減に効果的なのは確か。放射線を高濃度に含んだ土壌を中心とした汚染物を、次々に場所を移し最終的に処分地(いまだに未定)へ移動して行く。
つまり放射線汚染物の効率的移動作業が除染です。言い換えれば、移線となる。
では、除染のそのものの核心が移線とすると、
農地にあてはめて除染を考えた場合不都合な状況がみえてくる。
そう、、、はぎ取った土は二度とその農地へは戻らない。失われる。
特にはぎ取対象の農地表土・上層作土は、
農地土壌に対する外的環境とのターミナル。
例えると地球の環境を守るオゾン層的な役割を持つ。
更に土壌理化学性・土壌微生物層を左右する作物生産の要として最も重要な土壌部位。
おまけに、理想的な表土・作土の形成には10~100年単位の先人からの汗を要する。
農業者としての切なる願いとして、農地表土は失いたくない。
何とかしたい、、、。
その想いを胸に、ふくしま希望市場設立準備期間から、この放射線災害を憂える
志のある多くの方々の英知と汗を集結し、除線方式を創出させてきた。
ここに現時点で第4版まで進化した‘ふくしま希望除線方式’と命名された農地除染探
究の概略を以下紹介する。
お気ずきかも知れないが‘ふくしま希望除線方式’で言う除染とは
拡散残留した放射線のみが汚染の正体そのもので、汚物が広がっている印象を連想される除染と言う表現を止め、以降、除線と昨年4月から表記している。
関東圏にまで広範囲に及ぶ低線量放射線汚染地帯に最適な農地除線方法は、
以下の4項に主眼を据えて仮説・検証を繰り返し成果を上げるに到った。
①あくまで農家の所有する現有農機使用による自助努力による除線である事。
-恐ろしく遅く迷走する行政対応を待つ事を否とし、行動する事を是とする-
②除線完了後、その農地からの作物への放射線移行を限りなく0に出来る事。
-信じがたく高い暫定基準、何も努力しないでその基準に甘んじる姿勢を否とする-
③除線行程で生じた移線対象表土を何年か後に従前地へ戻す事(現地除線)。
-除線コスト低減・仮置き場問題からの解放・恒久的農地地力喪失回避を是とする-
④放射線汚線が軽度農地の場合は、複数の作物放射線吸収阻害手法を組み合わせる。
-先行吸着(ゼオライト等の高CEC鉱物利用や堆肥施用効果)・希線・避線・免線
等の手法を組み合わせる。細部の解説はふくしま希望除線方式を参考されたい-
これらの項目に注目した具体的除線方法‘ふくしま希望除線方式’は発表時期により
、検証中や取りまとめ途中の場合もあり、最新の方法とは違うが比較的わかりやすくま
とめられた参考資料として第3者様が取り上げている以下の資料を参考とされたい。
・NHK あさイチ 食の安心のために 2011/6月(第1版ふくしま希望除線方式)
ameblo.jp/himawariyurikago/entry-11094592105.html
・現代農業(農文協)2011/10月号掲載(第2版ふくしま希望除線方式)
・ひまわりゆりかご2011/8月(第3版ふくしま希望除線方式)
ameblo.jp/sunflower-fukushima/theme-10042215654.html
最新の第4版ふくしま希望除線方式はお気軽にふくしま希望市場へメール下さい。資料
を送ります(メール添付 パワポにて)
現地除線
ふくしま希望除線方式と他の除染方式との決定的な違いは、前項の③と④に集約されている。そもそも現地除線は当方の造語であるため説明を要する事も一因だが、質問、問い合わせが多く、今回は、③の現地除線について述べる。
除線コスト低減の鍵は、はぎ取った汚線土壌の移線距離を限りなく小さくする事。
つまるところ、除線対象農地の中で除線を完結させてしまう事から現地除線とした。
言うまでもなく地力回復の為、従前箇所へ土壌を戻す場合にもコスト的優位性は発揮される。
具体的な現地除線イメージは、以下の通り
まず、長方形の畑を等分に6区(分割数は自由に設定)に分割
その1つの区画に5/6区画からはぎ取った(剥ぎ取り表土の深さは完全に放射線が検出されない深さを確認する)汚線土壌を1つの区画に積層し花壇化する。
表土をはぎ取った5/6区画は放射線含有の無い農地として再生する。当然5/6区画から生産される農産物は放射線含有の心配は無い。
ふくしま希望市場取扱い農産物全てが不検出(10ベクレル/kg未満)の理由がここにある。
そして現地除線の核心とも言うべき農地の片隅の1/6に積層された放射線を含有した
土壌で作った花壇(除線システム花壇)の話に移る。
現地除線=現地消線と言い換えた方が理解しやすいかも知れない。
そう、除線システム花壇にて農家の得意とする植物栽培技術をいかんなく活用し、花を栽培し、1/6に積層された土壌から放射線を吸収消滅させる。
痛快だが以下の注意点もある。
①除線システム花壇から汚染が広がらない工夫をする事。
-1/6に積層する前に積層予定地表面にゼオライトを敷き詰める-
-花壇周囲に排水溝を掘り最終端部にゼオライトを設置-
②除線システム花壇には肥料を施用しない事。
-肥料飢餓の状態を作り、花壇栽培植物によるより多くの誤放射線吸収を促す-
③栽培終了した残渣は確実に処理する事。
-自治体のごみ処分場にバグフィルターが設置されていれば生ゴミとして-
-バグフィルターが設置が無い場合には乾燥させ体積を最小にし保管、後日処理-
④栽培する花は個人的趣向も重要だが、放射線誤吸収係数の高い花を選択する。
-代表的な植物としてアマランサス、ひまわり、菜の花。花では無いがイネ科牧草、ソルガム、アカザ科植物等が選択肢となる-
-たねの入手容易性、メッセージ力、年間栽培体系の観点から初年度の消線実験には、夏にひまわり、ひき続き冬に菜の花の植栽体系を選択した-
昨年6月から現地消線実験を開始し現時点で数値化出来た部分のみであるが紹介する。
(試験細部は論文では無いので割愛する事をお許し下さい)
試験地 ふくしま希望市場生産者圃場、須賀川市内3個所(A、B、C)
今回はBのケース
5/6農地の表土5cmはぎとり後 小松菜栽培においてND(検出限界3㏃/kg以下)を実現し現在も栽培が続いている。
2011/06/03 露地畑5/6 の表土5cmはぎとり、1/6に積層除線システム花壇化
①土壌放射線測定、検証へ
2011/06/10 播種し苗の状態の ひまわりを花壇に定植
2011/10/11 ひまわり栽培終了
2011/10/20 ②土壌放射線測定、検証へ
2012/05/03 現在元気に菜の花が満開
結論として答えはまだ出せませんが、中間報告として
①から②の土壌放射線値を引いた値、土壌から減少した放射線値は概ね30~40%減少、その他の試験箇所にては50%以上の箇所もみられる。
厳密には時間経過による減衰と雨等の外的影響による流亡を考慮する必要があるが、単純に減少した数値を得た時には正直驚いた。
これはイケると実感。
除線システム花壇にて、肥料飢餓を故意におこさせながら1作ひまわりを栽培しただけでこの減少率。
行政により行われた各種除染試験に於いて息の根を止められた形の ひまわりだが
単に吸収移行する値が移行率1/2000と切り捨てる無謀さ(通常の栽培植物と比較した
ら充分に金メダル級)、、、福島復興のシンボルとして充分な存在感を期待していただ
けに、一筋の希望の光が喪失した感覚を覚えた行政サイドの発表でした。
同じ喪失感を感じた方は多いだろう。
本気で放射線を吸収させる工夫があった上での試験であったなら、、、悔やまれる。
関連した資料として以下を参考とされたい。
http://ameblo.jp/sunflower-fukushima/theme-10043195823.html
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ひまわりさん、あなたの存在感極まりない其の姿。
地球のどの植物にも媚びていない立ち姿。
もしかしてご先祖様はイスカンダルから来たのでは、、、
不思議です。あり得ない事だがそんな気がしてくる。
あらぬ行政の発表に気分を害していることだろう。
わかるが、、、放射能汚染で苦しむ多くの人の為に
あなたの本当の力を教えて下さい。
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これからもひまわりを含め他の植物と共に植物の放射線吸収作用を利用した、
現地除線=現地消線検証を続けて行く。ご期待下さい。
憎々しい放射線を、美しい花によって土壌から取り去る。
なんか素敵でしょう~
ともすれば尖鋭的になりがちな放射線被害と戦う日常。
花を愛でながら放射線を土壌から消し去る。
確かに荒唐無けいと笑い飛ばす方もいるだろう。
だが爽やかな目覚めが少ない低線量被ばく地帯に身を置く
ごく普通の家族の朝を見守る
陽を浴びてすっくと伸びたつひまわりの姿に
希望を託したい。